将来についての漠然とした不安とどう付き合うか
手取りが少ないと将来について漠然とした不安を覚えることってあります。
まして小さな会社だともしも会社が潰れたらどうしようとか、ずっとその会社にいてもいいのか、など不安は尽きません。
お金の不安、将来の不安に対してどう自己防衛したらいいか、よくよく考えてしまいます。
終電続きの大企業と、残業なしの零細企業はどちらがいいか
私自身、新卒時代には大企業に勤めていました。斜陽産業ではありましたが、大きな会社だったのでそれなりに安定はしていたと思います。
終電で帰る毎日でしたがその分、残業代のおかげで新卒で手取り25万円程度。ボーナスもあったので、待遇は良かったと思う。
おそらくそのまま勤めていれば、普通のサラリーマン人生を送っていたでしょう。
しかし残業続きで毎日終電で帰る日々、土日も出社することもしばしばという状況にはさすがに限界を感じて転職を決意しました。
転職後は定時上がりで残業はほぼないから時間のゆとりはたっぷりあります。しかし零細企業なので将来性には不安。まして手取りは16万円。
それでも満員電車に揺られて終電続きの毎日に比べれば、収入面では不安がありつつも、今の方が断然ストレスフリーです。
お金の不安の正体は?
そもそもお金の不安って何だろう?いったい何を恐れているのか?
飯が食えないとか、家とかスマホとか便利な生活ができないとか、病気や怪我をしても病院にいけないとかそういうもの。
後は支払いができなくて惨めな思いをするんじゃないかってところか。
つまり僕のお金の不安とは、便利な生活を失うことへの不安ってことだ。
お金は生命維持に必ずしも必要ではない
お金は生命の維持に必ずしも必要ではない。
以前ホームレスの集団に混じってお金がない状態だとどうなるかを聞き込みしたけど、たとえホームレスになっても炊き出しやら行政のサポートやらでお金がなくても生きていく(生命維持する)ことはできると分かった。
たとえホームレスになっても、炊き出しもあれば簡易宿泊所もあるので、働かなくても衣食住は事足りる。
しかしたとえばスマホを持つとか美味しいものを食べるとか旅行をするとか、快適な生活が送れるわけではない。
お金が生命の維持に必ずしも必要ではない。
お金は何かというと選択肢を広げるツールだってこと。
将来への不安は妄想でしかない
しかし将来の不安を感じたところで結局、それはまだ起きてない将来のこと。
未来のことは誰にも分からないから本当は考えても仕方ない。
そう頭では分かっていても不安が消えるわけじゃない。
結局、過度な不安はどこかで割り切って付き合うしかない。
将来への不安とどう付き合うか
将来の不安に対してただ座して待つのではなく、最悪の状況を回避するために日々準備をしておくこと。
それが逆に不安を解消する手段になる。
たとえば将来に渡って仕事ができるように実績やキャリアを積むとか、時代にあったニーズのあるスキルを身に着けておくとか、そういうこと。
後は単純に、お金を貯めておくのも大切。
もしも一時的に稼げなくなっても貯金があると安心感が違うから。