起業や投資で稼ぐってよっぽど不安定だよ?
サラリーマンとして働いていると一見安定しているけど、高齢者人口が増え続けたり税金がどんどん高くなる日本の現状を考えると不安を感じずにはいられない。
今の若い人ほど、将来に希望を見い出せない人は多いと思う。
大学を卒業したら就職して、終身雇用で定年まで勤め上げるというモデルは今の若い人では多くの人にとって無理がある。
じゃあしがないサラリーマンは個人としてどうやって自己防衛したらいいだろうか。
目次
起業や投資で稼ぐって人が増えてるけどサラリーマンよりもっと不安定
将来に不安を持っていても、状況が勝手に良くなると思えないのは分かる。
だからこそ、起業や投資などで自力で稼ぐっていうのに憧れる人は最近増えているような気がする。
でもそれって要するに自営業として食っていくって話。
会社員として毎月給料が得られるのとどっちが安定するかといえば、断然サラリーマンの方が安定しているのに、本末転倒な気がする。
自営業の父親の背中
私の父親は自営業者だった。
幸い、商才もあり倹約家でもあったので、子供の頃にお金に不自由することはなかった。
自宅で仕事をしていたので家族との時間もあったけど、当の父親は終始イライラしていてあまり幸せそうには見えなかったな。
いつも収入がなくなるのではないかという不安を抱えていて、お金に対してとてもシビアだった。
自営業として通勤もなく誰からも何も言われない状態は気楽のように思えるけど、父親の姿を思い出すととてもそんなことは思えない。
会社員として安定した収入を得つつ、副業として稼ぐ方がよっぽど健全
そんな父親の様子を見て、会社員として細々と暮らしているのは(少なくともお金に関しては)とてもストレスがない。
もしも収入に不満があるなら、会社員として安定した収入を得つつ、副業として稼ぐ方がよっぽど健全だと思う。
同時に自己防衛としてのスキルアップや実績作りも重要
そして将来への不安については、自分のスキルアップや実績作りをしておいた方がいいだろう。
実際、うちも零細企業だからいつ会社が傾くかは分からない。
いつ会社がなくなってもいいように、自分の実績を作っておく必要があります。そんなふうな自己防衛をしておくことが、手取りが少ない会社員にとって大切なことだ。
もちろんいつ何が起きるかわからないので、貯金も大切だと思う。
仕事が忙しすぎて楽しい事すら頭に浮かばないってならまた別
でももし、会社員として一日のほとんどの時間を会社で過ごし、自由になる時間は寝る前のほんのわずか。土日のために平日を潰すような生活を送っていたとして。
仕事が忙ししすぎて、楽しい事すら頭に浮かばないって状況は非常に良くないと思う。
私自身、前職は残業ばかりで終電続き、土日も出社するような会社だった。
残業代が出たので給料は今よりよっぽど多かったけど、それでも今の方が時間のゆとりがあるので快適さは段違い。
もしも自分の時間がほとんど取れない、心が疲弊していると感じているなら、転職を検討した方がいいと思う。
ちなみに通勤に時間がかかっているだけなら、職場の近くに引っ越しするだけで問題解決する場合もある。
ただしその場合でもあまりに近くだと終電過ぎても帰れると思って仕事を押し付けられる危険もあるので、ご注意を。